北海道一周旅 11日目 その4 知床峠を通り羅臼に向かって対岸の北方領土を眺めてみたよ
9月26日 11日目 その3はこちらからどうぞ ↑
今日は9月26日、北海道一周11日目です。
前回からの続き、その4です。
前回、知床国立公園羅臼温泉野営場に泊まるつもりが、熊の出没に合わせてキャンプ場がシーズン終了してしまっており、宿の確保が出来なくなりました。
これは平日だし大丈夫だろうと思った僕が甘かったです。
関東や東北では冬季でもキャンプ場を締める事は少ないです。
雪中キャンプもありますし、『熊が出るから締める』ってのを想定できていなかったですね。
前回知床五胡のレクチャーの中で、『どんぐりが落ち始めると熊が来る』と聞いていて、確かに落ちてますもんね。
慌てて羅臼町のお宿を探します。
時間も16時を回っておりなかなか難しく、今日はお休みですという所もあったりしましたが、場所的に次の移動にもちょうどよい、きくや旅館さんが、「今からですか?」と困惑した感がありましたが、泊めて頂ける事になりました。
食事も少しお待ち頂ければ大丈夫ですと事で本当に助かりました。
無事宿も決まりましたので、少し散策していきます。
車を走らせてると、羅臼町は対岸に普通に北方領土が見えるのです。
これが本当に不思議というか天気なども相まって、うまくいえませんが幻想的なんです。
美しいと言っても大丈夫かなぁ。
本当にこんな近くにあるんですね。
これは来てみないとわからない事でした。
夕日は知床峠の反対側に落ちていくようで、こちら側で夕日を見える事はこの日はありませんでした。
宿に行く前に日本最北東突端地の看板がある所へ行って見ます。
北海道海岸線沿い一周を目的としていますので、ちゃんと端っこには行かないと 笑
面白かったのはなんの看板も紹介もないのに、突如として滝がありました 笑
こんなに道路沿いにいきなり目の前に滝があるのですが、看板も何もないのです。。。
グーグルマップで調べるとセセキの滝というようです。
看板も何もなく、結構立派な滝がある感じが不思議でした 笑
あとはもう野良猫のように普通にキツネがいます 笑
もう慣れてきたので驚きもしません 笑
普通に何匹も見かけました。
その後はこちらに立ち寄りました。
柱のみです。
遊覧船の斜里側と違って観光客に向けてる感じが全体的にしないのが羅臼側なのかもしれません。
画像が消えてしまいましたが道の駅もそうですし、少し独特の空気感です。
そういう街ではないのかも知れませんね。
それでは宿に向かいます。
遅い方が良さそうだったのでのんびり行きました。
この旅もせっかくなのでホテルとキャンプ場ばかりじゃなく、旅館とか民宿とか色々止まってみたいなと思っていたので楽しみです。
本当に宿が見つかって良かった。。。
もしなかった場合、戻るにしても時間はともかくあの峠を走ることになりますのでちょっと厳しいです。
北海道に来てから、万が一戻るかもしれないような道路に関しては照明とか夜に走れそうか道の具合も見るようになりました。
鹿もいますしね。
きくや旅館さんに到着です。
スマホの写真なので明るく見えますが、実際は真っ暗です。
すっごい暗い 笑
女将さんに急なお願いでしたが、快く受け入れて下さったので感謝して受付を済まします。
とても優しい女将さんです。
久々の和室でしたが、畳が好きです。
畳はゆっくりできますねー。
Wi-Fiもばっちりですし過ごしやすいです。
もう真っ暗ですが、目の前はばっちり海なんじゃないでしょうか。
朝日が楽しみです。
受付の時に『食事はもう少しかかりそうなので先にお風呂いかがですか?』と女将さんが仰るので、お風呂へ行きます。
今日は岩を登ったり、トレッキングコースもショートとロング二週したので、むしろさきにお風呂に行きたくて 笑
お風呂がちょっと面白くて・・・。
館内は野球好きなご主人が見たいで野球の写真がたくさんあります。
僕が野球を知らないのであまり分かりませんが、田中マー君の写真がたくさんあるので駒澤大学野球部のOBなのかな?
それではご飯を頂きます。
少し驚くことがありました。
15年前、まだ東京に転勤する前に仙台支店に北見市出身の人がいました。
その人が『仙台のほっけは美味しくない。北海道で食べるとこういう味じゃない。きっと本州に出荷する時間があるから腐敗防止とかで塩っ辛くしてるんだろう』と言っていました。
北海道に来てからずっと心にあったのですが、宗谷岬で食べたほっけも本州と味が同じだったなぁ・・・と思っていましたが、このきくや旅館さんで頂いた、ほっけはまさに味が全然違いました。
ちょっとビックリ! 笑
今思うと、そもそも干物じゃなかったのかな?
調味液の味とか固さとか干物感が全くなかったんです。
ほっけは痛むのが早いので鮮魚で本州に出回る事は少ないはずです。
間違いなく人生で一番美味しいほっけで、ちょっと感動でしたので、『ほっけ美味しいですね!本州でこんなに美味しいのは食べた事ありませよ〜』とお伝えしました。
鮭も上がったばかりの鮭だったそうです。
あとは白米がとても美味しいのにも驚きました。
お米?炊飯器?釜?炊き方?理由はどこにあるのかわかりませんでしたが、白米食べて印象に残ったのは初かも知れません。
つぶ立ちってやつですね。美味しかったな。
仕事を終えた女将さんたちが仲良く楽しそうに調理場で食事をなさってて、とても雰囲気が良い宿でした。
洗濯機も3台もあって乾燥機もあるので洗濯もできました。
一周旅行なので、ランドリー設備の有無は超デカいですね 笑
これで知床半島は終わりです。
写真が消えてしまって綺麗な風景をたくさん載せたかったのですがわずかしかありませんでしたね。
明日は羅臼町から能取岬で写真を撮って頂いた4人組にお勧めされた野付半島を経由して根室に向かいます。
後ははてなブログの月に載せられる写真容量も増やしたので、過去の日付の写真も容量を気にして写真を少なくしていた感じでしたので増やそうと思います。
以上、このきくや旅館さんで人生一のほっけと白米も過去一の美味しさだった事で、旅で素泊まりにしているのって実はものすごく勿体ない事をしている可能性が高いのではないかと感じた浦島太郎でした。
ちょっと素泊まり止めようかな。
浦島太郎が歩く先々に、笑顔と幸せと励ましの花が咲きほこりますように。
そして今日の旅先で出会った全ての巡り合せに感謝。
一日一日を大切に。
それではまた。
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今回のお宿
きくや旅館
所在地・住所 羅臼町麻布町4
電話番号 0153-88-2345
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
部屋数 和室13部屋
収容人数 25人
駐車場 有り (20台)無料
インターネット環境 有り
付随施設 コインランドリーあり